同大HP、不正アクセスで閉鎖 中国で攻撃呼びかけか

同志社大は13日までに、ホームページ(HP)のサーバーに不正アクセスがあったとしてHPを閉鎖した。個人情報や入試問題などの流出、HPの改ざんなどの被害は確認されていないという。中国のインターネット掲示板に同大のHPへの攻撃を呼びかける内容の書き込みがあり、大学が詳細を調べている。
 同大によると、始業日の6日に職員が不正アクセスの形跡を確認。コンピューターのセキュリティー管理会社に侵入経路などの調査を依頼するとともに、原因究明のため11日にHPを閉鎖し、簡易版を掲載した。HPは専用サーバーで管理運営しており、個人情報などの流出の可能性は低いという。
 HPで一般入試とセンター試験利用入試の情報も提供しており、「受験生に迷惑がかからないよう、入試情報は簡易版でも入手できるようにしていく」(広報課)という。