アップル、小型「iPad」検討か=競争激化で―米紙

 【ニューヨーク時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は14日、タブレット型多機能携帯端末「iPadアイパッド)」で快走を続けるアップルが、これまでより小型画面の端末を試作していると報じた。アップルへの部品供給業者の話として伝えた。タブレット市場の競争が激化する中、品ぞろえの強化でライバルの追撃をかわす狙いがあるものとみられる。
 昨年発売した現行の「アイパッド2」は画面サイズが9.7インチだが、アップルが部品業者に示した新型の画面デザインは約8インチと一回り小型。画面の精細さを表す解像度は同程度だという。ただ、アップルは常に新デザインの試作をしており、小型タブレットを製品化しない選択肢もあり得るという。