Pinterest への訪問者数、米国で1,600万人を突破

ネットレイティングスは2012年3月14日、写真共有 SNS サイト「Pinterestピンタレスト)」への2012年1月の訪問者数が米国で1,600万人を突破した、と発表した。

Pinterest は、コルクボードに写真を貼っていくような感覚で自分の好きな写真や動画を共有できる SNS サイト。2011年8月に TIME 紙の「2011年のベストウェブサイト50」に選出されるなど、様々なメディアに取り上げられることでここ数か月で訪問者数が急増している。また、訪問者には女性が多く、利用者全体の74%を女性が占めていることも特徴として上げらている。

ネットレイティングスのシニアアナリスト今田智仁氏は、米国で Pinterest への訪問者が急増したことについて次のように分析している。

「デザインがよく、クリック数が少なく手軽に写真を見ることができる点。『読む』よりも『見せる』ことで直感的にイメージが湧く点が女性に受けている」

では、日本ではどうだろう? 同社によれば、日本からの Pinterest への訪問者数は2012年2月時点では数万人程度と少ないのが現状だという。さらに、ユーザーインターフェイスが日本語対応していないことから、今後数か月で米国のような伸びを見せるとは考えにくいとしている。

だが、ユーザーインターフェイスの日本語対応、より多くのメディアへの露出などの条件が揃えば、Pinterest が日本でも受け入れられる可能性は高い、と同社では予想している。